お知らせ

「今週のお知らせ」をご覧ください。 

 

復活の主日  2019年4月21日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ヨハネによる福音書 201節~9

 

週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。 「主が墓から取り去られました。
どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」
そこで、ペトロとそのもう一人の弟子は、外に出て墓へ行った。二人は一緒に走ったが、もう一人の弟子の方が、ペトロより速く走って、先に墓に着いた。身をかがめて中をのぞくと、亜麻布が置いてあった。しかし、彼は中には入らなかった。続いて、シモン・ペトロも着いた。彼は墓に入り、亜麻布が置いてあるのを見た。イエスの頭を包んでいた覆いは、亜麻布と同じ所には置いてなく、離れた所に丸めてあった。それから、先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた。イエスは必ず死者の中から復活されることになっているという聖書の言葉を、二人はまだ理解していなかったのである。

 

 

受難の主日  2019年4月14日  「聖書と典礼」表紙解説

受難の主日 聖書と典礼の下線をクリックしてご覧ください。

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四旬節第5主日 2019年4月7日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ヨハネによる福音書 8章1~11節 

[そのとき、]イエスはオリーブ山へ行かれた。朝早く、再び神殿の境内に入られると、民衆が皆、御自分のところにやって来たので、 座って教え始められた。そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女を連れて来て、真ん中に立たせ、イエスに言った。「先生、この女は姦通をしているときに捕まりました。こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。ところで、あなたはどうお考えになりますか。」
イエスを試して、訴える口実を得るために、こう言ったのである。イエスはかがみ込み、指で地面に何か書き始められた。しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」
そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとと、真ん中にいた女が残った。イエスは、身を起こして言われた。「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。」女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」 

四旬節第3主日 2019年3月24日  「聖書と典礼」表紙解説

主司式 ボナヴェントゥラ蓑島克哉 新司祭

福音朗読 ルカによる福音書 13章1~9節

ちょうどそのとき、何人かの人が来て、ピラトがガリラヤ人の血を彼らのいけにえに混ぜたことをイエスに告げた。イエスはお答えになった。「そのガリラヤ人たちがそのような災難に遭ったのは、ほかのどのガリラヤ人よりも罪深い者だったからだと思うのか。
決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。また、シロアムの塔が倒れて死んだあの十八人は、エルサレムに住んでいたほかのどの人々よりも、罪深い者だったと思うのか。決してそうではない。言っておくが、あなたがたも悔い改めなければ、皆同じように滅びる。」そして、イエスは次のたとえを話された。「ある人がぶどう園にいちじくの木を植えておき、実を探しに来たが見つからなかった。そこで、園丁に言った。『もう三年もの間、このいちじくの木に実を探しに来ているのに、見つけたためしがない。だから切り倒せ。なぜ、土地をふさがせておくのか。』
園丁は答えた。『御主人様、今年もこのままにしておいてください。木の周りを掘って、肥やしをやってみます。そうすれば、来年は実がなるかもしれません。もしそれでもだめなら、切り倒してください。』」

ミサの中での共同回心式 光景

茶話会 光景

四旬節第2主日  2019年3月17日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 9章28b~36節 

[そのとき、]イエスは、ペトロ、ヨハネ、およびヤコブを連れて、祈るために山に登られた。
祈っておられるうちに、イエスの顔の様子が変わり、服は真っ白に輝いた。見ると、二人の人がイエスと語り合っていた。モーセとエリヤである。二人は栄光に包まれて現れ、イエスがエルサレムで遂げようとしておられる最期について話していた。ペトロと仲間は、ひどく眠かったが、じっとこらえていると、栄光に輝くイエスと、そばに立っている二人の人が見えた。その二人がイエスから離れようとしたとき、ペトロがイエスに言った「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。一つはあなたのため、一つはモーセのため、もう一つはエリヤのためです。」ペトロは、自分でも何を言っているのか、分からなかったのである。ペトロがこう言っていると、雲が現れて彼らを覆った彼らが雲の中に包まれていくので、弟子たちは恐れた。すると、「これはわたしの子、選ばれた者。これに聞け」と言う声が雲の中から聞こえた。その声がしたとき、そこにはイエスだけがおられた。弟子たちは沈黙を守り、見たことを当時だれにも話さなかった。

説教

四旬節第1主日  2019年3月10日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 4113

 

[そのとき、]イエスは聖霊に満ちて、ヨルダン川からお帰りになった。そして、荒れ野の中を“霊”によって引き回され、四十日間、悪魔から誘惑を受けられた。その間、何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた。そこで、悪魔はイエスに言った。「神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ。」イエスは、「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」とお答えになった。更に、悪魔はイエスを高く引き上げ、一瞬のうちに世界のすべての国々を見せた。そして悪魔は言った。「この国々の一切の権力と繁栄とを与えよう。それはわたしに任されていて、これと思う人に与えることができるからだ。だから、もしわたしを拝むなら、みんなあなたのものになる。」イエスはお答えになった。「『あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ』と書いてある。」そこで、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて言った。「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。というのは、こう書いてあるからだ。『神はあなたのために天使たちに命じて、あなたをしっかり守らせる。』また、『あなたの足が石に打ち当たることのないように、天使たちは手であなたを支える。』」イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』と言われている」とお答えになった。悪魔はあらゆる誘惑を終えて、時が来るまでイエスを離れた。

年間第8主日  2019年3月3日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 6章39~45節
  [その時、イエスは弟子たちに] たとえを話された。 「盲人が盲人の道案内をすることができようか。 二人とも穴に落ち込みはしないか。 弟子は師にまさるものではない。 しかし、だれでも、十分に修行を積めば、その師のようになれる。 あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、 なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。 自分の目にある丸太を見ないで、兄弟に向かって、 『さあ、あなたの目にあるおが屑を取らせてください』と、 どうして言えるだろうか。 偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。 そうすれば、はっきり見えるようになって、 兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる。」 「悪い実を結ぶ良い木はなく、 また、良い実を結ぶ悪い木はない。 木は、それぞれ、その結ぶ実によって分かる。 茨からいちじくは採れないし、野ばらからぶどうは集められない。 善い人は良いものを入れた心の倉から良いものを出し、 悪い人は悪いものを入れた倉から悪いものを出す。 人の口は、心からあふれ出ることを語るのである。」

説教

3月1日 世界祈祷日 於北11条教会 光景 です 

報告は「主任司祭の窓」の右側の「祈祷日」をご覧ください

年間第7主日  2019年2月24日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 62738

 

[その時、イエスは弟子たちに言われた]わたしの言葉を聞いているあなたがたに言っておく。
敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。悪口を言う者に祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。あなたの頬を打つ者には、もう一方の頬をも向けなさい。上着を奪い取る者には、下着をも拒んではならない。求める者には、だれにでも与えなさい。あなたの持ち物を奪う者から取り返そうとしてはならない。人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。自分を愛してくれる人を愛したところで、あなたがたにどんな恵みがあろうか。罪人でも、愛してくれる人を愛している。また、自分によくしてくれる人に善いことをしたところで、
どんな恵みがあろうか。罪人でも同じことをしている。返してもらうことを当てにして貸したところで、どんな恵みがあろうか。罪人さえ、同じものを返してもらおうとして、罪人に貸すのである。しかし、あなたがたは敵を愛しなさい。人に善いことをし、何も当てにしないで貸しなさい。そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子となる。いと高き方は、恩を知らない者にも悪人にも、情け深いからである。あなたがたの父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者となりなさい。」「人を裁くな。そうすれば、あなたがたも裁かれることがない。人を罪人だと決めるな。
そうすれば、あなたがたも罪人だと決められることがない。赦しなさい。そうすれば、あなたがたも赦される。与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられる。押し入れ、揺すり入れ、あふれるほどに量りをよくして、ふところに入れてもらえる。あなたがたは自分の量る秤で量り返されるからである。」 

 

 

 

年間第6主日  2019年2月17日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 6172026

 

[そのとき、イエスは十二人]と一緒に山から下りて、平らな所にお立ちになった。大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、また、ティルスやシドンの海岸地方から〔来ていた。〕さて、イエスは目を上げ弟子たちを見て言われた。「貧しい人々は、幸いである、神の国はあなたがたのものである。今飢えている人々は、幸いである、あなたがたは満たされる。今泣いている人々は、幸いである、あなたがたは笑うようになる。人々に憎まれるとき、また、人の子のために追い出され、ののしられ、汚名を着せられるとき、あなたがたは幸いである。その日には、喜び踊りなさい。天には大きな報いがある。この人々の先祖も、預言者たちに同じことをしたのである。しかし、富んでいるあなたがたは、不幸である、あなたがたはもう慰めを受けている。今満腹している人々、あなたがたは、不幸である、あなたがたは飢えるようになる。今笑っている人々は、不幸である、あなたがたは悲しみ泣くようになる。すべての人にほめられるとき、あなたがたは不幸である。この人々の先祖も、偽預言者たちに同じことをしたのである。」 

説教

年間第5主日  2019年2月10日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 5章1~11節
イエスがゲネサレト湖畔に立っておられると、神の言葉を聞こうとして、群衆がその周りに押し寄せて来た。イエスは、二そうの舟が岸にあるのを御覧になった。漁師たちは、舟から上がって網を洗っていた。そこでイエスは、そのうちの一そうであるシモンの持ち舟に乗り、岸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。そして、腰を下ろして舟から群衆に教え始められた。話し終わったとき、シモンに、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われた。シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。そして、漁師たちがそのとおりにすると、おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった。そこで、もう一そうの舟にいる仲間に合図して、来て手を貸してくれるように頼んだ。彼らは来て、二そうの舟を魚でいっぱいにしたので、舟は沈みそうになった。これを見たシモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、「主よ、わたしから離れてください。
わたしは罪深い者なのです」と言った。とれた魚にシモンも一緒にいた者も皆驚いたからである。
シモンの仲間、ゼベダイの子のヤコブもヨハネも同様だった。すると、イエスはシモンに言った。「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」そこで、彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。

年間第4主日 2019年2月3日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 4章21~30節

[そのとき、ナザレの会堂で預言者イザヤの書を読まれた]イエスは、「この聖書の言葉は、今日、
あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。皆はイエスをほめ、その口から出る恵み深い言葉に驚いて言った。「この人はヨセフの子ではないか。」イエスは言われた。「きっと、あなたがたは、『医者よ、自分自身を治せ』ということわざを引いて、『カファルナウムでいろいろなことをしたと聞いたが、郷里のここでもしてくれ』と言うにちがいない。」そして、言われた。「はっきり言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。確かに言っておく。
エリヤの時代に三年六か月の間、雨が降らず、その地方一帯に大飢饉が起こったとき、イスラエルには多くのやもめがいたが、エリヤはその中のだれのもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタのやもめのもとにだけ遣わされた。また、預言者エリシャの時代に、イスラエルには重い皮膚病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンのほかはだれも清くされなかった。」これを聞いた会堂内の人々は皆憤慨し、総立ちになって、イエスを町の外へ追い出し、町が建っている山の崖まで連れて行き、突き落とそうとした。しかし、イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた。

説教

年間第3主日  2019年1月27日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 1章1~4節、4章14~21節
わたしたちの間で実現した事柄について、最初から目撃して御言葉のために働いた人々がわたしたちに伝えたとおりに、物語を書き連ねようと、多くの人々が既に手を着けています。そこで、敬愛するテオフィロさま、わたしもすべての事を初めから詳しく調べていますので、順序正しく書いてあなたに献呈するのがよいと思いました。お受けになった教えが確実なものであることをよく分かっていただきたいのであります。[さて、]イエスは“霊”の力に満ちてガリラヤに帰られた。その評判が周りの地方一帯に広まった。イエスは諸会堂で教え、皆から尊敬を受けられた。イエスはお育ちになったナザレに来て、いつものとおり安息日に会堂に入り、聖書を朗読しようとしてお立ちになった。預言者イザヤの巻物が渡され、お開きになると、次のように書いてある個所が目に留まった。「主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を告げ知らせるために主がわたしに油を注がれたからである。主がわたしを遣わされたのは、捕らわれている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げ、圧迫されている人を自由にし、主の恵みの年を告げるためである。」イエスは巻物を巻き、係の者に返して席に座られた。会堂にいるすべての人の目がイエスに注がれていた。そこでイエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。

年間第2主日 2019年1月20日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ヨハネによる福音書 2章1~11節

 

[そのとき、]ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた。イエスも、その弟子たちも婚礼に招かれた。ぶどう酒が足りなくなったので、母がイエスに、「ぶどう酒がなくなりました」と言った。イエスは母に言われた。「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」しかし、母は召し使いたちに、「この人が何か言いつけたら、そのとおりにしてください」と言った。そこには、ユダヤ人が清めに用いる石の水がめが六つ置いてあった。
いずれも二ないし三メトレテス入りのものである。イエスが、「水がめに水をいっぱい入れなさい」と言われると、召し使いたちは、かめの縁まで水を満たした。イエスは、「さあ、それをくんで宴会の世話役のところへ持って行きなさい」と言われた。召し使いたちは運んで行った。世話役はぶどう酒に変わった水の味見をした。このぶどう酒がどこから来たのか、水をくんだ召し使いたちは知っていたが、世話役は知らなかったので、花婿を呼んで、言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったころに劣ったものを出すものですが、あなたは良いぶどう酒を今まで取って置かれました。」イエスは、この最初のしるしをガリラヤのカナで行って、その栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。 

説教

主の洗礼  2019年1月13日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 3章15~16、21~22節

[そのとき、]民衆はメシアを待ち望んでいて、ヨハネについて、もしかしたら彼がメシアではないかと、皆心の中で考えていた。そこで、ヨハネは皆に向かって言った。「わたしはあなたたちに水で洗礼を授けるが、わたしよりも優れた方が来られる。わたしは、その方の履物のひもを解く値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。民衆が皆洗礼を受け、イエスも洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。

新年会 光景

主の公現  2019年1月6日  「聖書と典礼」表紙解説

読 マタイによる福音書 2112

 

イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。
わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。王は民の祭司長たちや律法学者たちを皆集めて、メシアはどこに生まれることになっているのかと問いただした。彼らは言った。「ユダヤのベツレヘムです。預言者がこう書いています。『ユダの地、ベツレヘムよ、お前はユダの指導者たちの中で決していちばん小さいものではない。お前から指導者が現れ、わたしの民イスラエルの牧者となるからである。』」そこで、ヘロデは占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。
彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。
彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬を贈り物として献げた。ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道を通って自分たちの国へ帰って行った。

 

 

神の母聖マリア  2019年1月1日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 2章16~21節

[その時、羊飼いたちは]急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。 

 

聖家族 2018年12月30日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 2章41~52節

[イエスの]両親は過越祭には毎年エルサレムへ旅をした。イエスが十二歳になったときも、両親は祭りの慣習に従って都に上った。祭りの期間が終わって帰路についたとき、少年イエスはエルサレムに残っておられたが、両親はそれに気づかなかった。イエスが道連れの中にいるものと思い、一日分の道のりを行ってしまい、それから、親類や知人の間を捜し回ったが、見つからなかったので、捜しながらエルサレムに引き返した。三日の後、イエスが神殿の境内で学者たちの真ん中に座り、話を聞いたり質問したりしておられるのを見つけた。聞いている人は皆、イエスの賢い受け答えに驚いていた。両親はイエスを見て驚き、母が言った。「なぜこんなことをしてくれたのです。御覧なさい。お父さんもわたしも心配して捜していたのです。」すると、イエスは言われた。「どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。」しかし、両親にはイエスの言葉の意味が分からなかった。それから、イエスは一緒に下って行き、ナザレに帰り、両親に仕えてお暮らしになった。母はこれらのことをすべて心に納めていイエスは知恵が増し、背丈も伸び、神と人とに愛された。

朗読  蓑島助祭

主の降誕(日中のミサ) 2018年12月25日 「聖書と典礼」表紙解説

ヨハネによる福音1-1-18

1・1初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。2この言は、初めに神と共にあった。3万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。4言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。5光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。

6神から遣わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。7彼は証しをするために来た。光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。8彼は光ではなく、光について証しをするために来た。9その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。10言は世にあった。世は言によって成ったが、世は言を認めなかった。11言は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった。12しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。12この人々は、血によってではなく、肉の欲によってではなく、人の欲によってでもなく、神によって生まれたのである。

14言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。

15ヨハネは、この方について証しをし、声を張り上げて言った。「『わたしの後から来られる方は、わたしより優れている。わたしよりも先におられたからである』とわたしが言ったのは、この方のことである。」16わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。17律法はモーセを通して与えられたが、恵みと真理はイエス・キリストを通して現れたからである。18いまだかつて、神を見た者はいない。父のふところにいる独り子である神、この方が神を示されたのである。

説教

主の降誕(夜半のミサ)2018年12月24日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 2章1~14節

そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」
すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」  

今回は音声載っていません。

茶話会光景

待降節第4主日  2018年12月23日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 1章39~45節

そのころ、マリアは出かけて、急いで山里に向かい、ユダの町に行った。そして、ザカリアの家に入ってエリサベトに挨拶した。マリアの挨拶をエリサベトが聞いたとき、その胎内の子がおどった。エリサベトは聖霊に満たされて、声高らかに言った。「あなたは女の中で祝福された方です。胎内のお子さまも祝福されています。わたしの主のお母さまがわたしのところに来てくださるとは、どういうわけでしょう。あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、胎内の子は喜んでおどりました。主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう。」

 

説教

待降節第3主日 2018年12月16日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 3章10~18節

[その時、群衆はヨハネに、]「わたしたちはどうすればよいのですか」と尋ねた。ヨハネは、「下着を二枚持っている者は、一枚も持たない者に分けてやれ。食べ物を持っている者も同じようにせよ」と答えた。徴税人も洗礼を受けるために来て、「先生、わたしたちはどうすればよいのですか」と言った。ヨハネは、「規定以上のものは取り立てるな」と言った。兵士も、「このわたしたちはどうすればよいのですか」と尋ねた。ヨハネは、「だれからも金をゆすり取ったり、だまし取ったりするな。自分の給料で満足せよ」と言った。民衆はメシアを待ち望んでいて、ヨハネについて、もしかしたら彼がメシアではないかと、皆心の中で考えていた。そこで、ヨハネは皆に向かって言った。「わたしはあなたたちに水で洗礼を授けるが、わたしよりも優れた方が来られる。わたしは、その方の履物のひもを解く値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。そして、手に箕を持って、脱穀場を隅々まできれいにし、麦を集めて倉に入れ、殻を消えることのない火で焼き払われる。」ヨハネは、ほかにもさまざまな勧めをして、民衆に福音を告げ知らせた。

待降節第2主日  2018年12月9日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 3章1~6節

皇帝ティベリウスの治世の第十五年、ポンティオ・ピラトがユダヤの総督、ヘロデがガリラヤの領主、その兄弟フィリポがイトラヤとトラコン地方の領主、リサニアがアビレネの領主、アンナスとカイアファとが大祭司であったとき、神の言葉が荒れ野でザカリアの子ヨハネに降った。そこで、ヨハネはヨルダン川沿いの地方一帯に行って、罪の赦しを得させるために悔い改めの洗礼を宣べ伝えた。これは、預言者イザヤの書に書いてあるとおりである。「荒れ野で叫ぶ者の声がする。『主の道を整え、その道筋をまっすぐにせよ。谷はすべて埋められ、山と丘はみな低くされる。曲がった道はまっすぐに、でこぼこの道は平らになり、人は皆、神の救いを仰ぎ見る。』」

説教

待降節第1主日 2018年12月2日 「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ルカによる福音書 21章25~28、34~36節

 [そのとき、イエスは弟子たちに言われた。]「太陽と月と星に徴が現れる。 地上では海がどよめき荒れ狂うので、 諸国の民は、なすすべを知らず、不安に陥る。 人々は、この世界に何が起こるのかとおびえ、 恐ろしさのあまり気を失うだろう。 天体が揺り動かされるからである。 そのとき、 人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。 このようなことが起こり始めたら、 身を起こして頭を上げなさい。 あなたがたの解放の時が近いからだ。放縦や深酒や生活の煩いで、心が鈍くならないように注意しなさい。 さもないと、その日が不意に罠のようにあなたがたを襲うことになる。 その日は、地の表のあらゆる所に住む人々すべてに襲いかかるからである。 しかし、あなたがたは、起ころうとしているこれらすべてのことから逃れて、 人の子の前に立つことができるように、 いつも目を覚まして祈りなさい。」

クリスマスチャリティーコンサート光景

コンサート後茶話会光景

王であるキリスト 2018年11月25日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 ヨハネによる福音書 18章33b~37節

 [そのとき、ピラトはイエスに]「お前がユダヤ人の王なのか」と言った。 イエスはお答えになった。 「あなたは自分の考えで、そう言うのですか。 それとも、ほかの者がわたしについて、
 あなたにそう言ったのですか。」 ピラトは言い返した。 「わたしはユダヤ人なのか。 お前の同胞や祭司長たちが、お前をわたしに引き渡したのだ。 いったい何をしたのか。」 イエスはお答えになった。 「わたしの国は、この世には属していない。 もし、わたしの国がこの世に属していれば、 わたしがユダヤ人に引き渡されないように、部下が戦ったことだろう。 しかし、実際、わたしの国はこの世には属していない。」 そこでピラトが、 「それでは、やはり王なのか」と言うと、 イエスはお答えになった。 「わたしが王だとは、あなたが言っていることです。 わたしは真理について証しをするために生まれ、 そのためにこの世に来た。 真理に属する人は皆、わたしの声を聞く。」

年間第33主日  2018年11月18日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 マルコによる福音書 13章24~32節

 [そのとき、イエスは弟子たちに言われた。]「それらの日には、このような苦難の後、
 太陽は暗くなり、 月は光を放たず、 星は空から落ち、 天体は揺り動かされる。
 そのとき、 人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、 人々は見る。
 そのとき、人の子は天使たちを遣わし、 地の果てから天の果てまで、 彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」 「いちじくの木から教えを学びなさい。 枝が柔らかくなり、葉が伸びると、 夏の近づいたことが分かる。 それと同じように、あなたがたは、 これらのことが起こるのを見たら、 人の子が戸口に近づいていると悟りなさい。 はっきり言っておく。 これらのことがみな起こるまでは、 この時代は決して滅びない。 天地は滅びるが、 わたしの言葉は決して滅びない。」 「その日、その時は、だれも知らない。 天使たちも子も知らない。  父だけがご存じである。

 

説教

年間第32主日  2018年11月11日 「聖書と典礼」表紙解説

司式 新司祭 パウロ三木 佐久間 力 神父様

茶話会光景

11月10日 冬囲い ご苦労様です。

年間第31主日  2018年11月4日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 マルコによる福音書 12章28b~34節

 「その時、一人の律法学者が進み出て、イエスに尋ねた」「あらゆる掟のうちで、どれが第一でしょうか。」 イエスはお答えになった。 「第一の掟は、これである。 『イスラエルよ、聞け、 わたしたちの神である主は、唯一の主である。 心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、 力を尽くして、 あなたの神である主を愛しなさい。』 第二の掟は、これである。 『隣人を自分のように愛しなさい。』 この二つにまさる掟はほかにない。」 律法学者はイエスに言った。 「先生、おっしゃるとおりです。 『神は唯一である。ほかに神はない』 とおっしゃったのは、本当です。 そして、『心を尽くし、知恵を尽くし、 力を尽くして神を愛し、 また隣人を自分のように愛する』ということは、 どんな焼き尽くす献げ物やいけにえよりも優れています。」 イエスは律法学者が適切な答えをしたのを見て、
 「あなたは、神の国から遠くない」と言われた。 もはや、あえて質問する者はなかった。

年間第30主日 2018年10月28日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 マルコによる福音書 10章46~52節

  イエスが弟子たちや大勢の群衆と一緒に、 エリコを出て行こうとされたとき、 ティマイの子で、 バルティマイという盲人の物乞いが道端に座っていた。 ナザレのイエスだと聞くと、叫んで、 「ダビデの子イエスよ、わたしを憐れんでください」 と言い始めた。 多くの人々が叱りつけて黙らせようとしたが、 彼はますます、 「ダビデの子よ、わたしを憐れんでください」 と叫び続けた。
 イエスは立ち止まって、 「あの男を呼んで来なさい」と言われた。 人々は盲人を呼んで言った。 「安心しなさい。立ちなさい。お呼びだ。」 盲人は上着を脱ぎ捨て、 躍(おど)り上がってイエスのところに来た。 イエスは、「何をしてほしいのか」と言われた。 盲人は、 「先生、目が見えるようになりたいのです」と言った。 そこで、イエスは言われた。 「行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」 盲人は、すぐ見えるようになり、 なお道を進まれるイエスに従った。 

 

 

年間第29主日  2018年10月21日 「聖書と典礼」表紙解説

マルコによる福音 10-42.45 

  

『そのとき、イエスは12人』を呼び寄せて言われた。 「あなたがたも知っているように、 異邦人の間では、 支配者と見なされている人々が民を支配し、 偉い人たちが権力を振るっている。 しかし、あなたがたの間では、そうではない。 あなたがたの中で偉くなりたい者は、 皆に仕える者になり、 いちばん上になりたい者は、 すべての人の僕になりなさい。 人の子は仕えられるためではなく仕えるために、 また、多くの人の身代金として 自分の命を献げるために来たのである。」

説教

年間第28主日  2018年10月14日  「聖書と典礼」表紙解説

福音朗読 マルコによる福音書 10章17~30節

 [そのとき、]イエスが旅に出ようとされると、 ある人が走り寄って、ひざまずいて尋ねた。 「善い先生、永遠の命を受け継ぐには、何をすればよいでしょうか。」
 イエスは言われた。 「なぜ、わたしを『善い』と言うのか。 神おひとりのほかに、善い者はだれもいない。 『殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、奪い取るな、父母を敬え』 という掟をあなたは知っているはずだ。」 すると彼は、 「先生、そういうことはみな、子供の時から守ってきました」と言った。 イエスは彼を見つめ、慈しんで言われた。 「あなたに欠けているものが一つある。 行って持っている物を売り払貧人々に施しなさい。そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」 その人はこの言葉に気を落とし、悲しみながら立ち去った。 たくさんの財産を持っていたからである。 イエスは弟子たちを見回して言われた。 「財産のある者が神の国に入るのは、なんと難しいことか。」 弟子たちはこの言葉を聞いて驚いた。 イエスは更に言葉を続けられた。 「子たちよ、神の国に入るのは、なんと難しいことか。金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」 弟子たちはますます驚いて、 「それでは、だれが救われるのだろうか」と互いに言った。 イエスは彼らを見つめて言われた。 「人間にできることではないが、神にはできる。 神は何でもできるからだ。」